外商投資及び中国税法を主たる取扱分野とする。
外商投資の分野において豊富な実務経験を有し、外商投資企業の設立、M&A、企業再編、解散、清算等をはじめとする多数の案件に従事。また、日本企業の対中投資にまつわる中国の増値税、法人税及び個人所得税(駐在員課税、PE課税など)の知見をベースに投資スキーム、会社法などの分野における企業法務、税務、M&A案件の全般的なサポートを実施。
近年、中国企業の「走出去(対外進出)」に伴い、日本において、中国企業の対日投資スキームの構築(投資規制、会社形態など)、対日M&Aのマッチング、税務プランニング、資産評価、デューデリジェンス業務のサポートを提供。
1989年中国弁護士資格取得(日本における外国法事務弁護士の登録なし)、2020年当事務所に入所。
経歴
浙江大学 法学部卒業(1980 - 1984)
北京大学大学院 経済法修了 (1984 - 1986)
横浜国立大学 国際経済法修了(1995 - 1998)
中華人民共和国財政部法規局(1986 - 1994)
有限責任監査法人トーマツ(1998 - 2016)
DT弁護士法人(2016 - 2020)
King & Wood Mallesons法律事務所・外国法共同事業(2020 - 現在)
言語
中国語、日本語
資格
中国法弁護士(日本では未登録)
所属団体・役職
全日本華僑華人社団連合会 監事
亜細亜大学アジア・国際経営戦略研究科 非常勤講師
アジアビジネスクール 中国投資戦略 担任講師
著書・論文
『中国の投資・会計・税務Q&A(第6版)』2015年 ㈱中央経済社
『中国新企業所得税制の実務』2008年 清文社
『中日・日中 会計・税務・投資用語辞典(第2版)』2012年 ㈱中央経済社
翻訳本
『日本弁護士連合会関係法規集』(日本弁護士連合会) 単訳 1989年 中国政法大学出版社
『租税法(補正版)』(東京大学金子宏教授、弘文堂) 共訳 1989年 中国財政出版社
『租税法(第七版)』(東京大学金子宏教授、弘文堂) 共訳 2004年 中国法律出版社
『日本税法概論』(西村朝日法律事務所監訳、鄭林根最終監修 2014年 中国法律出版社)
雑誌などへの寄稿
日中経協ジャーナルなど多数寄稿
「中国新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置」(日中経協ジャーナル2020年11月号)
「中国個人所得税法の改正と駐在員の納税実務の変化」(日中経協ジャーナル2019年11月号)
「2018年中国における産業振興のための減税措置」(日中経協ジャーナル2018年11月号)
「中国における税関によるロイヤリティ課税」(日中経協ジャーナル2017年11月号)
「アジアにおける中小企業税制-中国」(機関誌「税研」166号 2012/11/20)など
「中国企業に買収提案された際の対応・交渉ポイント」(旬刊 経理情報 2017/02/01 (2017年01月20日発売) )など