取扱分野
孫明飛弁護士の主な取扱分野は、知的財産権、不動産、建設工事、商事契約及び企業法務の紛争解決で、企業の法的リスクコントロール、環境保全、及び電子商取引、モノのインターネット、アニメーションなどの高度先端技術分野における知的財産権の問題についても詳細な研究を行っています。
孫弁護士は法律業界に18年間携わっており、法律実務経験が豊富で、中国の裁判所での裁判や、執行規律を熟知しています。広東省高級人民法院での在職期間中は、不動産開発、建設工事、プロパティ・マネジメント、対外貿易、保険、運輸、企業株式、上場企業のM&A、証券、手形、信用状、知的財産権などの各種民商事案件における一審、二審、提訴、再審、及び異議審査の執行や、執行監督などの執行業務を行っていました。
孫弁護士は広東省高級人民法院における、知的財産権裁判所の立ち上げメンバーであり、知的財産権の裁判業務に9年間携わり、裁判長を務め、コンピューターソフトウェア、インターネットドメインネーム、特許、技術譲渡、商標、商業秘密、フランチャイズ経営、不正競争防止、独占禁止及び差し止め措置などに関する800件余りの知的財産権案件の裁判を行ってきました。また、「専利法」「著作権法」及び司法解釈に関する修正、制定、裁判指導意見の執筆に、幾度もの参与しました。孫弁護士が審理した案件が、最高人民法院による「全国10大知的財産権案件」に選ばれたこともあります。
経歴
孫明飛弁護士は2011年に金杜法律事務所に加入しました。金杜法律事務所への加入以前は、広東省高級人民法院にて12年勤務し、また、統一集団(香港)企業管理顧問公司にて、高級管理顧問を務めていました。現在孫弁護士は、華南師範大学知的財産権研究センターの研究員も務めています。
孫弁護士は、黒竜江大学法学部を卒業した後、華南師範大学法学部にて学び、法学修士の学位を取得しました。最高人民法院の選抜派遣により、「清華-テンプル」プログラムに参加し、ニューヨーク大学にて造詣を深めました。1995年に中国弁護士資格を取得し、1996年には黒龍江援民律師事務所の創始パートナーとなりました。
業務で使用する言語は中国語と英語です。