2020年1月、金杜法律事務所に任戦江氏、蔡海東氏とそのチームが加入いたしました。山東省において顧客の皆様の認知度が高く、市場への影響力を有するベテラン法律専門家である任戦江氏と蔡海東氏は、国内外の訴訟・仲裁、国際投融資、企業法務などを専門とし、チームとして加入した閆安然氏と肖瑋氏は、不動産及び建設工事に関連する訴訟や非訟事件の法務を専門としています。チーム内のその他10余名のメンバーは、主に政府の法律顧問、紛争解決、外商投資、企業M＆Aなどの法務に従事しています。彼らの加入により、山東省地域、ひいては金杜紛争解決チームの業務の総合力、並びに金杜の紛争解決分野においてリーガルサービスを提供する能力のさらなる向上が期待されます。
任戦江氏は西北政法大学を卒業し、山東大学において法学修士号を取得した後、アメリカのミズーリ州立大学でMBAを取得しました。20年以上の実務経験のほか、学業や研修のためにアメリカやEU圏に何度も足を運んだ経験を有しています。交渉や調停を得意とし、多くの大型案件を解決へと導いてきました。任戦江氏はチームを率いて、機械製造、エネルギー、電力、医薬、金融、ハイテク、不動産などの業界の多くの上場企業、不動産企業、大規模なエネルギー企業グループにサービスを提供しています。また、任戦江氏は、山東省弁護士協会の対外紛争解決委員会の主任委員並びに中国国際経済貿易仲裁委員会及び済南仲裁委員会の仲裁人を務めるとともに、山東省委員会、省政府、省政協法律顧問専門人材データバンクのメンバーとして選出され、チェンバース＆パートナーズ2020年度アジア・太平洋ランキングにおいて会社/商事部門で東部沿海(山東省)のリーディング弁護士という名誉ある賞を授与されました。
蔡海東氏は、中南財経政法大学を卒業し、法学の学士号と修士号を取得した後、山東省の2つの大手法律事務所でパートナーを務めました。国際的な視野を持ち、アメリカのカリフォルニア大学、ブルックリン法学院で専門研修に参加し、学んだほか、中国司法部「全国千人の渉外弁護士人材リスト」に選出され、山東省高級人民法院（裁判所）の特別招聘調停委員も務めています。蔡海東氏は山東省のリーガルサービス市場の状況を熟知し、多くの上場企業、金融機関、大手国有企業にサービスを提供しており、大型かつ困難で複雑な商業訴訟、仲裁、債券発行、企業Ｍ＆Ａなどの分野で豊富な実務経験を有しています。蔡海東氏は、数多くのプロジェクトにおいて革新的で実行可能な総合的ソリューションを提供し、顧客の皆様から幅広く支持されています。
任戦江氏と蔡海東氏は、「金杜への加入を大変嬉しく思います。金杜の文化と理念は、法曹界が進むべき重要な道しるべとなっています。チームが早く金杜に溶け込み、紛争解決業務に貢献し、顧客の皆様に総合的なリーガルサービスを提供できるよう願っています。山東省で長年活動している法律専門家として、地域の顧客の皆様に高品質なリーガルサービスを提供するとともに、金杜と山東省の弁護士との交流・協力を強化し、山東省の弁護士業界の発展に貢献したいと考えています。」と述べました。
金杜紛争解決部のマネージングパートナー及び山東オフィスの責任者を兼任する黄滔は、「金杜を代表して任戦江氏、蔡海東氏及び彼らのチームを心より歓迎します。山東省は新旧の成長エネルギーの転換期を迎えており、その背景の下、訴訟、仲裁などの多様な手段で社会における対立を解決し、企業の海外進出や山東省の経済発展に貢献することの重要性は益々高まっています。山東省の法曹界において評判、知名度の高い任戦江氏と蔡海東氏、及び彼らのチームの加入により、金杜の紛争解決チームの総合力、山東省のリーガルサービス市場での影響力はさらに強化されました。山東省の紛争解決分野における金杜の総合力と業務開拓力のさらなる向上は、金杜が顧客の皆様に総合的かつ高品質なサービスを継続的に提供することを可能にします。」と述べました。
